‘Patient’ or ‘professional’? Negotiating accommodations and identity in fieldwork education.(患者か専門家か。フィールドワーク教育において配慮の交渉をしながらアイデンティティを保つこと)

著者

Edelist T, et al., (2024)

論文タイトル

‘Patient’ or ‘professional’? Negotiating accommodations and identity in fieldwork education.

URL

https://europepmc.org/article/med/38449338

概要

高等教育における障害のある学生に対する配慮提供は義務であるにもかかわらず、保健福祉サービス (Health and Human Service:HHS) 関連の教育プログラム、特に現地教育(フィールドワーク教育)のプログラム内で、配慮提供がなされていないことがよくある。
本研究は、障害の認識が、学生の現地教育での経験とどのように関連するかを明らかにするために、現地教育において配慮を申請しているHHSの35名の学生にインタビューを行った。
偏見や能力を疑われることへの恐怖や、職業上の期待とずれているという理由で配慮申請が拒否されることは、HHS の現地教育と実践が、能力主義の体系的構造に寄っていることを示していた。