障害のある医療系学生・医療者支援ネットワーク

DASH | Disability Access Support in Healthcare

 


本サイトの目的や対象としている方々、目指しているもの

このサイトは、医療分野において障害のある人が修学・就労しやすい社会を目指して立ち上げました。障害のある医療系学生や医療者の方々、また障害のある医療系学生や医療者を支援し共に学び働く方々が、何ができるのか、何をすべきなのかを一緒に考えたり、ワンストップで合理的配慮に関する情報や海外事例など、参考になる情報を得られることを目的としています。

日本は2014年に国連の障害者権利条約の批准国になり、障害の有無にかかわらず共に生きる社会を目指してきました。それは医療従事者も同様です。障害者白書によると日本で障害のある人は約7%で、これは左利きの人と同程度とも言われます。2016年に施行された障害者差別解消法では、障害のある人への差別的取り扱いの禁止や合理的配慮の提供が定められました。また2024年4月には、合理的配慮の提供が全事業者において義務化されています。

このように障害のある学生や職員に対する合理的配慮の提供は義務なのですが、同時に、海外では障害のある人が医療従事者として活躍することの価値が注目されています。本サイトでも、障害のある医療系学生や医療者と共に学び働くには「どうしたらよいか(How to)」を考える情報とともに、「なぜ(Why)」医療者集団に障害のある人がいることが重要なのかを考えるためのサイトを目指します。

このサイトは、社会の動きに合わせて内容を更新していきます。お気づきのことがありましたら、ご連絡をいただけましたら幸いです。(ご連絡は「お問い合わせ」フォームからお願いいたします。お返事に数日要することがありますがご容赦下さい。)

DASH「障害のある医療系学生・医療者支援ネットワーク」発起人

代表 瀬戸山 陽子(東京医科大学)
青木 昭子(新生病院)
川上 ちひろ(岐阜大学)
田中 邦彦(長崎大学)
ピーター バーニック(長崎大学)
堀田 亮(岐阜大学)

(50音順・2024年1月)

新着情報・お知らせ


科研23K09562「障害のある医療系学生が共に学ぶ環境整備と当事者エンパワメントを目指した情報作り」